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地球上にあふれる幸せと恵みを、ちょこちょこと発掘するためのダウジング的ツール☆
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昨日、何気なくテレビのチャンネルを変えていました。
午後6時ごろです。

特にお気に入りの番組を持っていない私ですが、
思春期真っ盛りの中一の娘につきあって
バラエティやドラマ、アニメなどをよく見ます。

子供の成長に従って、見る番組も変わっていきました。
昔はアンパンマンや「おかあさんといっしょ」だったのに
そのうちドラえもんやポケモン、ハム太郎になり、
いまや「はねるのトびら」とか「ライアーゲーム」とか
週刊少年ジャンプ系のアニメたちにテレビが占領されております

結構「見させられている」ことが多いので、
自分の為にテレビを「見よう」と思うこと自体が無いんですね。

・・・でも昨日はなんとなく
無性にテレビがつけたくなり、
ほかにチャンネル争いをする家族もいなかったので
一人で気ままにリモコンのボタンを押しまくっていました。


あるチャンネルで手が止まりました。


画面には
とお~~~~い昔に見たことのあるような
美しいキャラクターの横顔が・・・・・



あっ、「ソルジャー・ブルー」だあ~~~



そのアニメのキャラを見たのは、実に26年ぶりになります。

竹宮惠子さんという漫画家さんが原作のアニメーション映画で、
当時小学生だった私も映画館に見に行きました。
タイトルは『地球(テラ)へ・・・』
今ならよく理解できるストーリーなのですが、
12歳の貧相なイマジネーションにはあまりにも壮大すぎて
内容を深く把握できないままに通り過ぎていったお話でした。

話の内容よりも
映画で描かれた広大な宇宙と、
その闇の中でぽっかりと浮かんでいる
青く美しい私達の地球のイメージの方が
強烈に記憶に残りました。
確か主題歌もそんなふうな歌詞で、

『come home to TERA,come home to TERA,愛の星・その名は地球(テラ)
 美しいその名は地球(テラ)・・・』

うろ覚えですみません
でも確かそんな言葉が入っていたと思います。


26年ぶりに出会った『地球へ・・・』は
さすがに当時のままだと古いので、
現代版の絵柄にリメークされて放映されていました。
いきなり見たので、話の前後が摑めなかったのですが
「これは映画のあの部分にあたる話なんだな」と
思い出しながら見ることが出来ました


『地球(テラ)へ・・・』は、とても深遠な物語です。

天然資源の採掘による枯渇、人類の人口増大
そしてそれに伴う環境汚染の激化。
滅亡寸前の状況に陥った人類は、その知能を駆使して
地球から何万光年か離れた空間に人口惑星を作り、
そこに幼年教育を施すための人工都市を建設します。
生まれてくる子供達に、社会の清浄化に役立つための特殊教育を施すためです。

子供達は14歳になると地球を離れてその都市に入り、
適性検査を受けなければなりません。
そしてそこで合格した者だけが再び地球に戻ることが許されるのです。

この徹底した管理社会はたくさんの不適合者たち・・・
いわゆるコンピュータ的な社会にそぐわない異分子「ミュウ」を生み出していきました。
彼らは機械的で管理的な枠組みに入ることが出来ません。
なぜならば、彼ら自身に理屈を超えた超能力が備わっていたからです。

「ミュウ」たちは一般人類からの過酷な弾圧を逃れ、
人口惑星の地下にひっそりと結集して
皆で地球に帰る日を心待ちにして生きていました。

やがて優秀な指導者(それが前述の『ソルジャー・ブルー』というキャラです)
とその後継者に恵まれた「ミュウ」たちは
人口惑星からの脱出に成功し、
密かに建設していた自分達の宇宙船で地球を目指し始めます。

一方、管理社会の軸としてマザーコンピュータ「グランドマザー」を作り出し、
すべての都市機能や生活基盤を機械に委ねていた一般人類は
ミュウたちから地球を守るために防衛軍を組織して彼らを迎え撃ちます。

しかしミュウは地表に降り立ち、
一般人類の命綱とも言うべき「グランドマザー」の破壊に成功します。

が、その瞬間に
地球を管理している真のプログラムが起動するのです。
その名は「コンピュータ・テラ」・・・

「テラ」は皆に告げるのです。
『人類は命の誕生をも管理する社会を作り上げた。
 しかしその選択が絶対に完璧なものであるとの確信が持てなかったので、
 自分達と正反対の因子を持つ生命の誕生をも仕組んだ。
 それがミュウである・・・』

一般人類もミュウたちも呆然として立ち尽くします。
すべてが計算済みと分かったいま、この戦いの意義とは?
そして、すっかり荒廃したこの地球(テラ)で
自分達は人間としてなにをしていけばいいのか・・・?



なんらの解決策も示されないままに
この話は幕を閉じます。
(・・・そうだったと思います。なにしろ26年前の記憶で・・・違っていたらごめんなさいね


いや~~~
竹宮惠子さんって・・・
分かってはいたけど凄い作家さんですね

たぶんもう『地球へ・・・』を見ることはないと思いますが、
昨日は30分じっくりとその世界に浸ることが出来ました
そう、子供のときに宇宙のことが
とっても大好きだった自分のことも
関連して思い出すことが出来ました

いつも星空を見上げて、空想にふけったよな~~~~

そんな気持ちを思い出させてくれた
『地球(テラ)へ・・・』に感謝です




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プロフィール
HN:
ハピグレ
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1968/06/27
職業:
地球人
趣味:
散歩・旅行・読書・音楽鑑賞
自己紹介:
幼少時より、ひとつところに長く居座ることが苦手な性格のため「天然スナフキン」の異名をとる。
迷子センター保護記録は一年間で最多7回。
安住の地を求める心が完全に欠如している、生まれながらのさすらい人間。
ニックネームの「ハピグレ」の由来は、本名を英訳すると「ハッピーグレイス」となるため。
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